第1章

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僕? 僕はと言えばパーティーの最中。 タイミング悪く切れた電球の替えを探して 広い屋敷を彷徨っているとこだった。 「……えらいもの見ちゃったな」 細心の注意を払い 細く開いた扉を静かに閉め直す。 でもまさか あの完璧な紳士が――。 義弟に手を出すなんて 信じられない。 僕は逃げるようにその場を立ち去った。
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