第1章

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「つまり、ダメならダメと言って下さい!」 「ああ、そういうこと……」 僕の言う事が 理解できて嬉しかったのか。 坊ちゃんは綺麗な顔に 満面の笑みを浮かべると 「ダメじゃないよ」 もう一度紹介状と履歴書に目を通した。 「え?」 「つまり、ダメじゃない――通じてる?」
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