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「・・!」
目が、覚めた。
ゆっくりとあたりを見回す。
朝の光。ベッドの上。私の部屋だ!
手には、スマホ。
寝落ちた・・のか。
つか、変な夢みた。
スマホにMINEがきてる。
棗だ。
ん?・・棗?あれ?
感じる違和感。
えーっと?
なんかさっき、棗にあってる夢を見ていた様な。
ま、いいか。
未読一件。
『おはよー』 5:00
相変わらず、早いなぁ…。
『おはょ。昨日変な夢見たー』
『変な夢?』
『うん、なんかゲームの世界に行って・・』
あれ・・?
『・・笑』
『棗がいて・・』
『おう。雪、覚えとる?・・昨日のこと』
えっ?
『えっ?あれ、夢、だよ・・ね?』
『いんや。・・俺は雪の胸の感触も覚えとるけど?』
えっ?
ぇえっ?
ぇええっ??
『嘘・・』
『や、それは冗談やけど』
・・そこは絶対冗談じゃないな・・
ま、いいや。それはさておき。
うーん?まてまて。
『・・なんか、思い出してきたよ』
軽くこめかみを抑え、頭を振る。
うん、そうだ。
・・だんだん思い出してきた。
『お、そうか。それは良かった』
そう、あれは確か・・。
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