◇エピローグ◇

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エッ・・? ・・これって、重力?! 風の音が耳の横で唸りを上げる。 ・・加速する。 えっ?!・・お、落ちてる・・!? 構える間もなく、ドンッ、と地面に叩きつけられた。 全身に激痛が走る。 いたた・・ しばらくして、ようやくダメージから立ち直り、ゆっくりと上半身を起こして辺りを見渡すが、全く見覚えのない風景。 緑の草原が辺り一面に広がっている。 どこ、ここ・・ ふと、視線を落とす。 ん?何これ・・ ふと、自分の姿が目に入る。 いつもの服じゃない、ペラペラの布を巻きつけただけのような服。 しかも、 下着もつけてない・・?!なんで?? 体もさっきの墜落の衝撃で、あちこち擦りむいて痛いし、頭も重い。 もう一度、ゆっくり辺りを見渡す。 やはり、辺り一面に広がる草原。 人気はない。 少し先には森、みたいな木の生い茂った場所。 シーン、と静まり返っている。 暗くはないから・・昼間かな でも、ここ・・どこ?! 私の知ってる東京じゃ、ない! フッ、と気が遠くなり、私は意識を失った。
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