香る身体

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香川哲朗とゆかりの間に生まれた渚はある出来事をきっかけに人生が変わった。 それは渚が中学1年の頃だった。 『ただいま…』 部活で疲れている渚は部屋に行きベットに倒れると目を閉じ眠りについた。 それから時間が過ぎ外は真っ暗になった。 『ただいま…お~い、ゆかり…』 酔っぱらって帰ってきた父親の哲郎は渚の部屋に入り寝ている渚に近づいた。 『ゆかり…』 哲郎は渚の身体に触れ始めた。 『ん…父さん!…』 渚は目の前の哲郎に驚いた。 『……』 哲郎は渚の制服を脱がせ肌に触れ始めた。 『やめろ父さん…』 渚は必死に抵抗した。 哲郎は渚の両手首を掴み『お前が悪いんだ、男を誘う匂いを放つから』と言って哲郎は渚の肌にキスをした。 『んん…』 『渚…』 哲郎は自分の大事な部分を渚のお尻の穴に入れ腰を揺らした。 『ああ…嫌だ…』 『渚…』 『父さん…』 哲郎の愛撫に乱れ渚は喘ぎ声を出した。 その時、母親のゆかりが仕事から帰宅した。 『声?』 部屋のドアが開いている渚の部屋に行ったゆかりは哲郎と渚のセックス姿を目撃した。 『あなた達、何をしてるの』 『……』 母親の声に築いた渚は父親を突き放した。 『ゆかり…』 酔っている哲郎はベットからおり全裸のままゆかりに近づいた。 『自分の息子を抱くなんて、最低!』 怒りが爆発したゆかりは哲郎の頬を強く叩き家を出ていった。 『母さん…』 乱れた制服を整えると渚はベットからおり母親を追いかけていった。 『母さん!』 渚は前方を歩く母親に駆け寄った。 『……』 母親は立ち止まり側に来た渚を見た。 『父さんは酔ってて、俺を母さんと間違えたんだ…酔いがさめれば忘れてるよ、だから母さん…』 『渚、あんたが小学3年生の時、お父さんに告白されたことがあるの』 『……』 『実の息子に恋をしたって』 『え!』 渚は母親の言葉に驚いた。 『渚…』 『嘘だと言ってくれよ…父親が実の息子に恋?、冗談だろ』 渚は急いで家に帰っていった。 『渚…』 ゆかりは悲しげな顔で歩き始めた。 家に戻った渚は部屋に行き床で寝ている哲郎の胸ぐらを掴みながら起こした。 『起きろ、話がある』 渚は哲郎の胸ぐらを掴みながら身体を揺らした。
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