香る身体

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『あなた達は…離してください…』 渚は2人の男から逃れようと必死に抵抗した。 『もうすぐつく黙らせろ』 運転をしている男が言った。 2人の男は暴れる渚の身体にスタンガンを当て気絶させた。 それから暫くして黒い車はビルの駐車所に入り止まった。 2人の男と運転していた男は車からおり気絶している渚を部屋に運びベットに仰向けで寝かせた。 『俺は社長に知らせてくるから、お前達は逃げないように見張ってろよ』 車の運転をしていた男は携帯を持って部屋を出ていった。 2人の男はじっと渚の身体を見つめた。 『なぁ?、甘い香りがしないか』 『あぁ…何だか…』 2人の男は服を脱ぎ全裸になるとベットで眠っている渚の制服を脱がせ全裸にし身体を抱き始めた。 その頃、男は屋上で携帯を開き社長に電話をしていた。 『もしもし社長、今、宜しいでしょうか?』 『国分かどうした』 『社長に見ていただきたい人物がいるんですが』 『今か?』 『はい、特別室にいます』 『わかった、1時間ぐらいかかるけど良いか』 『お待ちしてます…』 電話を切ると国分は屋上を離れ特別室に戻った。 その頃、2人の男は眠っている渚の身体を抱いていた。 それから暫くして目を覚ました渚は2人の男の愛撫に抵抗し暴れた。 『嫌だ…』 『おとなしくしろよ』 『……』 目の前の男に顔を殴られ渚は倒れた。 『勝彦、綺麗な顔を殴るなよ』 『初めからおとなしくしていれば殴られずにすんだんだ』 男は抵抗しない渚の身体に触れながら体を重ねた。 『……』 渚は2人の男に抱かれながら涙を流した。 その時、ドアの開け閉めの音がした。 築いた2人の男は渚から離れ慌てて服を着ようとしたその時、国分に見られた。 国分は渚の顔を見て『お前達、殴ったのか』と言って2人の男を交互に見た。 『暴れるからつい…』 『勝彦、正司、何で体を重ねた』 『甘い香りに誘われてつい』 『俺も』 勝彦の言葉に正司は同意し答えた。 『今から社長が来る、お前達は仕事に戻れ』 『わかった』 勝彦と正司は服を持って部屋を出ていった。 国分は上半身を起こし背を向けている渚に近づき『顔、大丈夫か』と言って渚の肩に触れた。
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