code1.始まりの部屋みたいです

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……… …ピピピピピピピピピピピピ …んっ…なんか鳴ってるな… ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ あーうるさ、おかげで目が覚めてきたぞ 目をゆっくり開けてみると真っ白な天井が見えた。このときの感想は白っ。であった …というかいつ止まるんだこれ ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ ガバッ 「うるせぇ!」 ピピ… うるさいと一言いうとさっきからなり続いていた音が止まった うるさいと言ったと同時に起き上がってから周りを見渡してみると天井と同じように壁も床も真っ白な10畳ほどの空間がそこには広がっていて見渡す限りなにもない 「…なんだここは」 と呟きながらゆっくりと立ち上がろうとしたのだが、ここで違和感を覚え自分の身体をみた 「…ちっちぇな」 某霊を身体や武器に宿して戦うアニメの双子の兄の口台詞みないなことをいった 身体をみて一言で言えば小学1年生くらいの大きさだろうか それに黒い短パンに黒いTシャツをきていた 「まぁいいか」 身体のことはどうしようもないことなので先ずは今の状況について確認をすることにした 部屋を歩いて回り出入口がないかを探したが扉らしきものはなかった …どうやってこの空間に入ったまたは入れられたんだろうか あとは床と壁についても触ったり叩いてみたりして材質的にはプラスチックに近いようなものだと言うことがわかった 小学1年生程度の力ではプラスチックだとしてもどうしようもできないので壁と床についてもとりあえず置いておく 部屋をある程度調べ終わり部屋の真ん中に座り込む 「出入口はなしか。となると問題は…」 部屋の中をいろいろ探しているときに部屋の真ん中に光る物体?が目に入ったのだが敢えて触れないでいた。というか触れたくなかった 「これか…これをどうしろっていうんだ」 その声に反応したのだろうか その光から1枚の紙がヒラヒラ落ちてきた
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