code1.始まりの部屋みたいです

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ヒラヒラヒラリ 光から出てきた紙は光の下に座っていたところにちょうどいい感じに落ちてきた いたって普通の紙が半分に折られていた 紙を手に取り開いて読んでみる どれどれ ーーーーーーー ΣΗΦΩδБωξηλАξβаЮФЁЩ! хфтёичэуёайЮдЁтёуδΩэчдёф♪ ーーーーーーー 「読めねぇよ!バカなのか!?いやバカだろ!せっかく紙落としてきたなら読める字で落とせよ!」 ついつっこんでしまうほど不親切な紙を床に叩きつけながら言った ヒラヒラヒラヒラリ その言葉に反応したのか光の中からまた先程と1枚同じように紙が落ちてきた 「…また読めなかったらキレるぞ」 どれどれ ーーーーーーー ダンジョン マスター 就任おめでとう! 光の中に手をいれて自分の名を言ってね♪ ーーーーーーー 今度は読めた 読めたが意味のわからない事しか書かれていない まずダンジョンマスター? ダンジョンマスターっていうのはあのダンジョンマスターか? RPGとかでありそうなあの? そして光の中に手を入れろだと? 絶対に嫌だ 何故かと言われると理由は特にないのだが嫌だ しかし嫌だとは言うが手をいれるしかない 光の中に手を入れて名前を言えばいいんだったな …ん?名前を言えばいい? あれあれあれあれ?俺の名前はなんだ? いや待て俺は何歳なんだ?見た目は小学1年生くらいだが元は何歳だったんだ?口調的に高校生?大学生?社会人?わからない。 家族は?父親は?母親は?兄弟は?いたのか?何処に住んでいた?わからない。 記憶喪失なのか?俺の基本的な情報はわからない。 しかし一般的な知識はある…のか? RPGとかプラスチックとかそういった知識はある。 とりあえずこれについても今考えていても仕方がない 先ずは名前か。 名前ねぇ。なににしよう。 んー…先生。先生にしよう。 名前ではないが先生っていうと懐かしいというか言われ慣れている気がする 名前が決まったところで光に手を入れる
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