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はずすことはできないけど
まぁ動く分にはそこまでの不自由はないから今のところはよしとするか。
それよりもだ
キュルキュルキュル
「…腹へった」
ピコーン
「ん?」
腹が鳴っている音とは別にピコーンという音が聞こえた
すると目の前に文字が見えはじめた
……………………
『おめでとうございます!
先生様にはこれよりダンジョンマスターとして
ダンジョンにくる敵を倒して魔王となるべき
存在となりました!
なので今は魔王見習いということです!
立派な魔王になってくださいね♪
P.S.あとのことはナビに任せます!
よいダンジョンライフを♪』
…………………
読み終えると目の前の文字は消えた
またしてもツッコミどころが満載であった
「ふっ…俺はもう驚かないしツッコまないぜ…」
彼は意外と冷静であった
さてまずは先ほどの文章のなかで気になった点をあげていこう。
①先生様と呼ばれていた
ということは俺の名前は先生で確定したようだ
②ダンジョンにくる敵を倒して
敵がいるようだ。この密室に敵がくるのも不思議だがなにより俺にはそんな力はない
③魔王
魔王だ。俺は魔王にならなければいけないようだ。
そして最後④ナビに任せます
ナビというからには俺をナビゲーションしてくれる存在だよな?だがどこにも見当たらない。
この4つの点から俺は
「俺は魔王になるみたいです。」
誰に言うでもなくそういった
まぁはっきりいって4つの点は関係なく主に③の点をみての結果だ
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