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「今日はお天気がよろしいですね。
ここのところ、雨続きでしたので」
掠れた声のまま、シャルチヤは嬉しそうに言った。
「……少し、眩しいですね」
そう呟くと、すかさずシャルチヤは窓を開け、雨戸を半分だけ閉じた。
続いて部屋の中を隅から掃除していく様子を眺めながら、彼女はゆっくりとベッドを降りる。
そしてクローゼットの前に立つと、すかさずシャルチヤはクローゼットを開け、中からドレスを一着だけ引き出し、それを彼女は受け取った。
更に彼女の着ている寝間着を脱がし、先程出したドレスに着せ替えた。
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