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学校に着いてクラスに行っても案の定友達の席には誰も座っていない。
やっぱりあの時…
キーンコーンカーンコーン
「はーい、じゃあ席につきなさーい」
私がカバンから教科書を机に移してるとタイミングよくチャイムがなりそれと同時に担任の先生が入ってくる。
「はい、それでは朝のホームルームから始めたいと思うのですが…その前に皆さんに大切な話があります。」
すると先生の顔がいかにも深刻そうな顔に変わった。
きっと友達の事だろうなぁ。
「…実は今日3人ほど学校に来ていませんが昨夜その親御さんから行方不明の連絡がありました。」
やっぱりシェスカ達の事だったんだ…
ミーナはそう思うととても心が痛かった。
別にミーナが悪いわけではないが自分だけが生き延びて学校に来てるのはおかしいと思ったからです。
「確かシェスカさん達はミーナとよく一緒にいましたが…何か心当たりはありますか?」
「……」
「ミーナ…さん?」
「実は…シェスカ達は…」
ガラッ
ミーナが言おうとした時、急に教室の扉が開いた。
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