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式当日を迎え、ここまであっという間だったと思うのに。
振り返ってみると、随分と長かったなと感慨深い。
春妃ももう準備を終えてる筈だけど、控室に会いに行こうとしたところを春妃の父親に妨害された。
仕方なく招待客一人一人に挨拶をして回り、今は控室で式の時間までの僅かな数分を一人で過ごしている。
正直一番怖かったのは、あのプロポーズの前後だ。
あきらかに様子の変わった春妃に不安を覚えながらも、できるだけ平静を装って旅行に連れだした。
人気のある宿で、予約をいれようと思うと向こう一年はキャンセル待ちだと言われ。
噂は聞いていたが本当だったのかと、ダメ元でキャンセル待ちで申し込んだら、意外にすぐに連絡はきたものの、やはり平日だった。
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