ユゥ君とムーちゃん☆

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天使は最後に…… 『きっと、幸せになれますよ! だから、安心してスリスリしてね~』 そう言ったの(^_-)   ムーちゃんは、頭の中真っ白け 益々、ご主人様に逢いたくなっちゃった キッチンでは、ママとユウ君が楽しそうに夕飯を食べている。 2人なのに賑やかだ。 ユウ君は、ママに聞いていた。 『ママ!ムーちゃんの事、何か知ってるんでしょ?!』 『うん、知ってるわよ!食事終わったら、お話ししてあげるから早く食べちゃいなさい』 『はーい』 やっぱりな!とユウ君は思った。 ムーちゃんは、テレビの後ろから頭だけチョコンと出してキッチンの方を見ていた。 天使が囁いたように安心していいのかなぁ~と自分に問いかけた。 捨てられたんじゃないんだ!と思ったら、少し心が晴れてきた。 ユウ君ともすっかり友達になったような気分になった。
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