ユゥ君とムーちゃん☆

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僕は、大急ぎで手を洗いリビングへ行ったんだ。 モチ『ムーちゃん』と名前を呼びながら走った。 猫ちゃんバックの前に滑り込み~ バックを覗いた。 \(><)/ギョッ!!いない! ムーちゃんがいないんだ! ムーちゃん~ どこ行ったんだぁ? 返事もなければ、足音もしない。 どこに隠れてんの? テレビの後、テーブルの下…この部屋からは、出てないはずだ。 あちこち探していたら、ママがキッチンの奥から大きな声で…『そっとして出てくるのを待ってなさい』って… その時、ムーちゃんは……… 何でワタシはここにいるの? ここは、どこ? ワタシのご主人様は? ワタシは、捨てられたの? そう言えば… 夕べ、ソファーで寝ていたらご主人様はワタシの頭を撫でながら泣いてたんだよ。 『明日でお別れだね。ありがとね』そう言ったような気がした。 ずっと泣いていた… お別れだったんだ! でも、どうしても納得いかないよ…ご主人様! ご主人様~ 何時ものドライブだと思ってたんだよ~ そしたら、知らないお家だもん ノコノコ出ていけないよ!暫く隠れて様子を見なきゃ怖いもん。
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