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「なるほど。初めから二人いたのか。確かに大人だったらあんな回りくどいやり方もするかもな。つーかお前なに転んでんの?」
この危機的状況が見えてないのか!!早く助けろ!
「とりあえず逃げるぞ。」
僕はすぐに起き上がり、彼と一緒に走った。
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
「なんとか撒けたな。大丈夫か?」
「ああ、平気だよ。」
まったく二人組とは面倒な。それを考えると一人で僕たちに近寄ってまんまと騙した花ちゃんはかなり切れ者か。小学生の霊なのにな。
「で、どうする?外に出るか?」
「まさか。貰った分は三倍返ししないとね。」
それでは悪霊退治改め
「悪霊殺しといきますか。」
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