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地下
親子の霊は並んで立っていた。
母と男の子はかつてこのマンションに二人で住んでいた。
父とは離婚したが寂しさはなかった。
たとえ二人でも幸せだった。
しかしそんな日々を壊す出来事があった。
それはあるh
「えい!!」
話の最中だったが、彼の投げた槍が子供の霊に直撃した。子供は吹っ飛んだ。
「それにしても未練とか理由くらいは聞いてやるんじゃなかったっけ?」
彼が言う。
「そんなもん意味ないんだろ?」
僕は答える。
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