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それは本当に突然起こった。
――――――‐‐‐
「は…?」
え、なにこれ。私学校から帰ってたよね!?
なのになんで…
「雑木林にいんのーーーー!?」
はぁ…ついに私もボケがきたか…随分と早かったなぁ…
「って…んなわけあるかぁー!」
ここどこよ!?
とりあえず歩いてみる…
すると木ばっかりだった周りの景色が変わって舗装されてない道に出た…
…?舗装されてない?
あはは~どんな田舎よ~そんなわけないじゃん~私は東京に住んでるんだから…
しかし歩けど歩けど道は舗装されてない。それどころか…
「なんで街灯もないのよ…」
いよいよおかしい…
「―――よ…から!」
?なんか話し声が聞こえる…?人か!?人なのか!?やったね!ここがどこか聞かなきゃ!
「すみませーん」
「「!?」」
お、驚かせちゃった?あれ?てか、なんでこの人たち…着物着てんの?
「どなたですか?見たことない人ですねーそれに見たことない着物ですし…異人ですか?」
「総司。異人に言葉が通じるのか?」
「はい?異人?それに着物って…
あなた達こそどうしてそんな格好を…映画の撮影かなんかですか?」
「はい?」
「え?」
なにこの人意味分かんない…刀なんか差しちゃってるし…
「何だか怪しいですね…屯所まで連れていきましょう」
「そうだな…」
「屯所?ってうわっ!ちょっと!」
「はいはい。静かにしてくださいね~夜なんですから~」
何で、どうしてこうなるのーーー!?
私は意味のわからない二人の男に連れられて(引っ張られて)その場を去った…
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