企み2 カッパとアドベントカレンダー

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「こら!イタズラばかりじゃとバチがあたるぞぃ。」 釣りをしていた、まさ爺との出会いだったズラ。 姿は見えなかったはずズラ? なのにまさ爺は…最後にきゅうりを置いていったズラ。 次の日も… 次の日も… 毎日、同じ時間にまさ爺は釣りをしていたズラ。 まさ爺は…釣りをしながら独り言をずっと言ってたズラ。 へちまは…いつもこっそり聞いていたズラ。 まさ爺の話を聞いてると、なんかホカホカするズラよ。 だから…毎日、同じ時間に見に行ったズラよ。 「坊…ワシはあのお屋敷の小屋に1人で住んでおる。一緒に来るか?」 まさ爺は…へちまのことを坊って呼んだズラ。 へちまは…帽子と緑の靴下を持ってまさ爺の小屋にいったズラ。 小さな小屋に、まさ爺とへちま。 まさ爺は、へちまの荷物を不思議そうに見たズラ。 「して坊は何でサンタの帽子と靴下なんぞ持っとるんじゃ?」 『サンタってなんズラ?』 「クリスマスの日にプレゼントをくれる爺さんじゃい。」 『プレゼントってなんズラ?』 「そりゃ…坊の欲しいものじゃ。」 『いつもらえるんズラ?』 まさ爺は…笑ってこういったズラ。 「坊はもらえんなぁ…悪さばかりしとったからのう。」
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