企み2 カッパとアドベントカレンダー

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トテトテトテ… トテトテ…ピタ。 トテトテトテ… トテトテ…ピタ。 トテトテ… 「うっとおしいよ、両生類!」 スパコーンとへちまの頭に何か当たったズラ。 ひどいズラ、カッパのお皿は命ズラ! 「織部先生…大人気ないよ、いくら佐野さんの隠し…。」 「断じて、違いますから…。」 隣の先生逃げるズラ…魔王が降臨してるズラ。 ガクブル…ガクブル…。 なんズラかね…お皿が凍りそうな寒さズラね…。 「僕に用なんだろ?職員室の前を何往復するんだよ。」 僕は忙しいんだ、用件を早く言うか、帰ってくれない? ムムム…魔王はイライラしてるズラ… 怖いズラ… でも…へちまはいい子の証明をするズラ! 『織部、これ見せてやるズラ!』 べちょんと織部の顔面に紙を叩きつけてしまったズラ! ヤバいズラ…危険ズラ…ガクブル…ガクブル…。 魔王のオーラが濃くなってるズラ…。 「……ふーん…。」 あれ…? いつものすごいヤツが来ないズラ? 『…織部…?』 不思議そうに見上げれば…織部…笑ってるズラ…。 それはそれで…怖いズラ…。 「…あぁ…これでいいんでしょ?」 持って行きなよと織部は包装紙に包まれた箱をくれたズラ。
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