1 嘆きのクラウン

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「由衣……、私だ。シャルルだよ……」 え!?そんな!私が知っているシャルル公子はもっと若い。貴方は!? 「どこへ行っていたんだい?ずっと、捜していたのに……」 私?私はあの日、ベネルス公国を飛び立って……。 「あんた、今頃帰って来ても遅いわよ……。王様はねぇ、もうあたしのモノなの……」
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