図書館のお仕事

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コーヒーを飲みながら寛いでいると、電話が鳴った。 和くんからだ。 「もしもし、陽菜。今大丈夫?」 和くんは、いつも私の都合を確認してくれる。 優しいな。 「大丈夫だよ。お仕事終わったの?」 「もう家だよ。コンビニのお弁当食べ終わった所。ちょっと贅沢に、叙々苑の焼き肉弁当にしちゃったよ」 得意気な和くんが目に浮かぶ。 前は、コンビニばっかりじゃダメだよって思ってたけど、こんなに遅くまで仕事頑張って、夕食作るなんて無理だって今なら分かる。 「そっか。美味しかった?ね、和くん、またご飯食べに来てね」 「ありがとう。でも、陽菜も疲れてるから無理しないでいいよ」 「大丈夫。自炊しないとって反省してた所だから。やっぱり、栄養片寄るしね。それに、和くんにも会いたいから」
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