第1章

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ママがキツい口調で命令する。 「名乗りなさい、漆黒の坊や」 俺は怖気付いているのを悟らせないよう歯をくいしばった。 警戒しながら、話し出す。 「俺はザード・ザックス・クリムゾン」 ママが満足気に頷く。 「高貴な名前ね。私は今日から君のご主人様、ネジェンヌパス・アルファー・ピギオン。名前で呼んだら殺すわよ」 俺はキョトンとした。 「何で?」 「君に人権など与えない。ペットと同じよ」 ネジェンヌパスは俺に接近するといきなり服を破いた。ダークエルフの服は元々ボロボロだった。 「な、何するんだよ!」 力強く頬にビンタされる。 「敬語を使いなさい。後、もう一度でも私に無礼を働いたら、大事な所、切り落とすわよ」 冗談だとしか思えなかった。だが、ネジェンヌパスを見ていると本気なのが分かって来る。 「…今まで何人…殺しましたか?ご主人様」 「覚えている訳ないじゃない?だって、どいつもこいつもハードにすると直ぐ死んじゃうんだもの。そうね、30人は殺したわ」 俺は恐怖の余り、凍りついた。 全裸の俺をネジェンヌパスは早速、突起や俺自身を弄び始める。 「あ…うぅ」 しばらくの間、俺の身体を品定めすることにネジェンヌパスは時間を費やした。
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