ひとひらの物語

前書き

　
　本書は平成21年から書き溜めた三題話をまとめた物です。
　私は数年前からスランプ真っただ中で、新作がまったく書けない状態なので、過去を振り返りつつ、今の自分と比較検証するつもりで本書を綴っていきます。
　――なんて、大層なことは建て前で、何かしら作品を投稿しないと焦りばかりが募るので、息抜きがてらに載せていこうと思っています。
　今ならこう書くとか、漢字と仮名の使い分けなど手を加えたい部分は多々ありますが。そこはそのまま、当時の自分を尊重して原文を。

　果たして需要があるのか分かりませんが、読んでくださる方がいらっしゃるなら多謝です。

　では、短いお話達の始まり始まりです。