3話「早すぎる『さようなら』」

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 さようなら、ハーレム。  さようなら、ハーレム。  さようなら・・・  結論から言おう。  俺は転生した。  女の子だった。  Oh my God!おお神よ!  言葉が話せればそう叫んでいただろう。  木造家屋の二階に置かれたベビーベッド。  そこから天を仰ぐ。  転生した瞬間、夢のハーレムは無残にも打ち砕かれたのだ。  ―――だが、転生したのは事実。  異世界で大活躍!という夢はまだ潰えていない。  俺こそ真の異世界無双よ!
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