4話「『アレ』が生えました」

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 フィーの胸の辺りから触手を挿し込み、魔力の塊に触れた。  魔力を与えながら蛇口をゆっくり捻るように流れている魔力を止めていく。  徐々に右手に流れる魔力が減っていき、最後は綺麗に無くなった。  多分、これで大丈夫だろう。  騒然とする大人たちを他所に、流石に疲れた俺は眠ることにした。
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