第1章

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名前の読み方がわからない人はおそらく一見さんかと思う。ということで作者自ら読み方について教えるついでに自己紹介などとしていきたいと思う。 ちょっと失礼。アフリカンコーヒーをアオってくる。 お待たせ。ついでにラジカセ(古い言い方ですこと)を持ってきた。作業時はいつも大好きなBFMVやスレイヤー、メタリカ、FELTやアーチエネミーを聴く。FELTの「Day And Night」をバックにお話ししよう。 さて最初に全体を教えると、「オカトトキオ」と読むのである。回文...かと思ったがそうではなかった。不思議な響きがする。もしくはどっか痛いという方が適切か。 昔、丘 灯至夫という作詞家がいたらしい。「高原列車は行く」という曲を作った人...らしい。もっとも、ドイツで親しまれたピアノ練習曲「蚤のワルツ」に日本語詞を当てた人という方が馴染み深いかもしれない。ちなみにその曲が「ねこふんじゃった」だそうだ。 そういう蘊蓄ばかりよく知って垂れてばかりだから脳に新しいことを入れられないのである。その丘氏から苗字部分の漢字の当て方を拝借した。 北海道の秋は山に微量ながら雪が降る。そして峰山頂にはそれがつもりマイノリティーとなることを望むかのように白く染まる。あまりに突飛な考えをして引かれてしまう俺のようだ。秋の峰、秋峯。アキミネと読んでもいいしシュウホウでもそれっぽくなる。なのに無理やりトキオという読みをこじつけて読まそうという、傲慢な男である俺は。 なぜそうしたかというとこれは音の意味合いありきなのである。 桔梗という花は綺麗だ。古来から日ノ本の人間は「おかととき」と読みさえ違えど親しんだ。うちには夏も終わりになると紫と白の桔梗が咲いた。だからこの花が絶滅危惧と知ったのは10歳あたりだった。そんな桔梗のように末長く、絶滅の危機もぼちぼちやっていくような人間になりたい、そう思ってつけた名前だ。 さてこんなクズ人間が小説を書くという、はんかくさい(馬鹿らしい:北海道弁)話だがどうかゆっくりお付き合い頂きたい。せめてどうか読みだけでも覚えて帰ってもらいたいと思う。 つーかエブリスタってこんな文字数少ないの?Pixivに慣れてたからな...
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