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零「武器召喚を行いなさい」
ユウ「出でよ!」
足元に赤い魔方陣が現れ、
ユウ「干将・爆耶!」
そこから二本の剣が出てきた。
見ると2年生も召喚し終わったようだ。
武器を構える。
零「では、始め!!」
その声で一斉に戦闘が始まった。
俺の相手は双銃士。二丁の銃を俺に向かって連射してきた。
俺は身をかなり低くして、
ユウ「アクセル・ブースト!」
一気に加速して距離を詰める。
流れるように2連撃。
攻撃を受けて2年生は余裕から怒りへと表情が変わった。
2年生「てめえ、ぶっ殺すぞ!!」
2年生は距離を離そうとしたけど俺の速さの方が上。
だが、2年生はそれを予見したらしい。
不気味に微笑すると。
2年生「マグナ・ボム」
至近距離で放ってきた。
このマグナ・ボムは弾に人体が当たったら爆発する技なのだが、爆発範囲が広く至近距離で当てたら自分も巻き込まれる。
ユウ「くっ…!マジかよ。自分を犠牲にしてまで…」
2年生「勝ちゃいいんだよこんなもん。新入生にでしゃばらせるつもりはねぇ。とっとと負けな!!」
更に攻撃を重ねようとした2年生だが、
ユウ「んなのくだらねぇ~な」
俺はとっさに先輩の構えていた銃を両方とも斬った。
2年生「っっ!!」
驚愕の表現の2年生。
ユウ「チェックメイトだ先輩」
そう言ってすぐさま、
ユウ「爆炎剣!」
炎を纏った剣で斬った。
零「試合終了。爆音ユウの勝利です」
1学年から声が上がる。
先輩は元の席へ。
横を見ると1学年代表全員勝っていた。
希「やったな!」
みんな多少の傷を負いながら勝ったみたいだった。
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