ー1本目ー

3/26
前へ
/126ページ
次へ
「…ん、煙草が切れた」 「なら買って来いよ?コンビニはすぐそこだ」 それは、何処にでもある街のアパートの一室。 煙草を吸おうとしていた俺は、空になった煙草ケースをゴミ箱に放り投げた。 「あ、ついでに何か飲み物買ってきて」 「へいへい。パシリかっての…」 財布を持って俺は外に出ると、外は真っ暗で、街灯が点々に点灯していた。 「すっかり夜中かよ…ま、無理ないか」 .
/126ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加