第1章 二人の少女

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あの日はお昼を過ぎるまではいたって普通の休みだった 普通の休みを満喫するために私は市街地の区域まで足をのばしていた。 (んーあの服も可愛いし、こっちのアクセサリーもいい感じかも・・・) 市街地区域にある一般住民用のショッピングモールにて私、ジャンヌは私服とそれに合わせるアクセサリーをウィンドウショッピングしていた。 アークスはビジフォンで戦闘用のコスチュームは買えるものの、非番の時は普通の少女としておしゃれだってしたいんです。 そんなウインドウショッピングをかれこれ2~3時間していると小腹がすいてきました。 (そろそろ3時くらいか・・お昼も食べてなかったし何か食べようかな) 腕に付けている携帯端末でこの辺でおいしそうなレストランをパパッと検索して、そちらに向けて足を運ぶことに ----------------------------------- (ふぅ・・口コミ通りなかなかおいしかったー。 特にデザートのメガショートケーキ・・・あれだけでまた来たいと思うのに十分だったわ) 食後のデザートまでがっつり平らげた私はお腹をさするような真似はしないまでも満腹感に包まれながらお店をあとにする---- 時刻は夕方5時・・・ 周囲が少し暗くなり始めた時間奴らは現れた---
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