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動き始めた針
年末の主な出来事
★G1戦線結果
・阪神ジュベナイルフィリーズ
(外)ヨークタウン
父Constitution
母Wasp
三コーナー手前から先頭に立っての押しきり勝ち。マル外の中央G1勝利はエイシンアポロン以来。二着に逃げ粘ったテイエムウタヒメ。
・朝日杯フューチュリティーS
(外)ファイアボルト
父sea the stars
母two thousand nimbus
阪神JFのヨークタウンと合わせて、今年の二歳戦はマル外が独占。ゼネラルクリバヤシと共に大逃げを打った本馬は直線で一旦リターンオブバルクに交わされたものの残り200メートルで差し返し、最後は六馬身差の圧勝劇。一部海外紙からは早くも『シーザスターズの最高傑作』の声も上がっている。
・有馬記念
ワールドクロックス
父ウインバリアシオン
母ジーショック
絶対王者が意地の有終V。ザラスシュトラが得意の大逃げでレースを引っ張る展開、本馬はこれを意識して前々でレースを展開。ミツアキインパクト弟のアネモスが流れを動かしたところを見逃さずスパートし、ザラスシュトラとの火の出るような競り合いをハナ差制した。
引退後は種牡馬を予定されている。サンデーサイレンス系ではあるが四代前の事であり、既にニックス化しつつあるサンデーサイレンスクロスも望めるため、期待も集まっている。
・全日本2歳優駿
ミカサ
父クロフネ
母アームストロングキャノン
有馬記念や朝日杯の影に隠れがちだがこの馬も能力が高い。ハイペースを四番手で折り合うと、早々に離脱したリファルコンを捉えサトノオリエンタル以下を纏めて交わし先頭へ、あとは流すだけだった。地方馬の勝利は2014年ハッピースプリント以来。鞍上もこれがG1初勝利。尚、次走は芝挑戦、クイーンカップを予定。結果次第では桜花賞も。
・東京大賞典
ビストロスマップ
父スマートファルコン
母ライオンハート
砂の王者も有終の勝利。好スタートから先手を奪うと、向こう正面で後続を20馬身以上ちぎる大逃げ。直線に入ってさすがに脚色衰えたものの、猛然と追い込んできた終生のライバルコスモスルーオフの追撃をハナ差退けG1六勝目。
まさに有馬記念とは逆転の結果となった。
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