Ⅱ*泣き*

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Ⅱ*泣き*

竜吉は小さなお寺に来た。 周りは山が多く、人気のない静かな場所。 寺の裏には墓があり、そこに綾が眠っている。 竜吉が綾の墓に向かっていた時だった。 「竜吉!」 後ろから声がした。 「ヤス・・・。」 荒木ヤス[あらきやす] 竜吉とは大学からの友達。 「久しぶり。元気だったか?」 ヤスは竜吉の方に歩きながら言った。 「まぁな。お前も元気そうじゃん。」 竜吉とヤスは綾の墓へ向かった。 「綾、久しぶり。」 竜吉とヤスは、綾の墓の前に来た。 「綾、元気か?俺は毎日、畑が大変だよ。」 竜吉は笑いながら言った。
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