11人が本棚に入れています
本棚に追加
「だいたい人の睡眠邪魔しやがって」
「ぐっ..苦し...いリアドはん」
ザコタフ(魔王)の首を締め上げながら、俺は静かにこう呟く。
「旅をするだけだ、子守りは二の次だからな」
「なんや素直やないの...嘘や嘘!首を絞め...な」
うんウザかったじゃん、ザコタフ(魔王)よ永遠に眠れ。
「はぁはぁ...死ぬかと思ったわい」
「一度は殺したはずだがな」
早く寝たい、そう思っているとザコタフ(魔王)が窓から飛び出し脳内に直接話しかけてくる。
『リアドはん、この国の城に最初の目的があるんや。何があるかは行ってから確かめてくれ』
やっと静かになった。
俺はベッドに向かうと
「...父上...すぅ..すぅ」
モンスター達からさんざん追いかけ回されて疲れているんだろう。
そっと毛布を掛け、俺も寝ることにした。
俺は何も考えずぐっすり寝ることにした。
「まずは第一段階か、頼んだでリアドはん」
最初のコメントを投稿しよう!