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「人間よ...堕ちたものだな」
状況は最悪だ。
ザコタフとの戦いで魔力を完全に回復しておらず、剣で戦うので精一杯だ。
「魔力さえ回復すればな...」
「とどめだ!人間!」
覚悟を決めたその時に、アイツは現れた。
「ぐっ!?なんだこの煙は!」
「いったい何が?」
突然辺りは煙が蔓延して、辺りは何も見えないなか。
何かビンが割れる音がする。
「いで!何なん...?」
俺の頭にビンが当たり割れる。
中の液体が俺に流れる。
「オイラのマジックウォーターは高いよリアド?」
「お前はジョセフ!」
「魔力回復したろ?精算は倒してからだ、オイラが援護するからさっさとやりなよ」
話は後だ、今はデーモンを倒してからだ。
「おのれ!小賢しい煙など使いおって!」
「オイルショット!」
ジョセフ自作のビンを発射する武器から、オイルが入ったビンがデーモンが当たり割れる。
「小賢しい!火をつけた程度で我を倒そうなど!」
「オイラの道具は一味違うよ化け物さん、リアド!とどめを!」
俺は爆発の魔方陣を、安全な位置から仕掛けられるだけ仕掛けた。
何故ならば
デーモンの周りが次々と爆発をおこしはじめ、デーモンが激しく燃え上がる。
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