百年の恋も…

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何故なら、いつもクールに座っている彼と違って、今日はハァハァしながら興奮していた。 「…あ。」 …と、彼は私に気が付いた。 どうして、私は気付かなかったのだろう。 「……。」 「……。」 「あの…これは…「変態。しかも、〇〇って私の親友だし。そこの席も〇〇の席だけど。」 私は、耐えられずに暴言を吐いた。 そう。 彼が座っていた席は、私の親友。 今、彼が呼んだ名前も私の親友。 つまり、彼は彼女のストーカーだったのだ。 この日。 私は、百年の恋も冷め。 直ぐに教室を出て親友にチクりに行った。                   ―完―
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