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ブォーー。
やった、成功した!
だが、スライムはそれが追い風となってスピードを増してこちらに迫ってくる。
ま、まじか...。
だけどやるしかない。
「おりゃあ!!」
水剣を思い切り振り下ろした。
スライムはいとも簡単に真っ二つになってしまった。
「おぉ、レベル1で一撃とはさすがだな。最初はSPも少ないし武器が強くて良かったかもしれない。」
なるほど。魔法だけ強くても敵に囲まれたりしたらすぐ酸欠になってしまいそうだな。
送風くらいだったら今の所体に異常はなさそうだ。
「とりあえず森を抜けて街へ行こうか。
ここから一番近い町はスフレ地区だ。まずはそこを拠点にするといい。」
うん、街へ行けるのはありがたいな。
ほんとこの女性には...ってあれ、まだ名前を聞いてなかった!
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