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「あぁ~、疲れたー!」
俺の名前は佐藤蓮。東京の中小企業で働いているサラリーマンだ。
「やっと週末だなー。さっ飲みにでもいこうぜ?」
そう言いながら隣を歩いてるのは同期の高山茂。何の変哲もない5連勤が終わり、明日から待ちに待った休日だ。
今日はどの店にしようかと話しながら歩いていると変わったBARを見つけた。
「open world...?こんなBARあったかなぁ。蓮、行ってみようぜ!」
茂は新しいもの好きだ。俺もこのBARは見覚えがなかったし、オシャレそうな所だったので入ってみる事にした。
ーーカランカラン。
「いらっしゃい」
「お、なかなかいいお店じゃ.....」
....ブルッ。寒気がした。
そこにはピエロのお面にスーツ姿というなんとも不気味な格好をした店主がいたのだ。
店内を見渡しているとそのピエロの店主と目が合った気がした。
俺は店主に聞こえないように、
「ここ、大丈夫かよ...?不気味じゃないか...?」
「大丈夫だろ。別に襲い掛かってくるわけでもないし。マスター!なんでもいいからキツめのやつちょうだい。」
「かしこまりました。」
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