第1章

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や、やばい。 こっちの攻撃は食らわない、相手の攻撃は大ダメージ。こんな理不尽な事はないだろう。 とにかく俺に出来ることは..... 「に、逃げろ!!」 一目散に反対側へ走った。 スライムは足は遅いようでどんどん離れていって、やがて見えなくなった。 「はぁ....はぁ....なんなんだよここは...。ゲームの中にでも来たっていうのか? でもそれはそれでスライムがこんな強くていいのかよ....。」 とにかくどこか街に出なくては。 そう思って歩いていると先程のスライムが前方に現れた。 「や、やべ...」 勝ち目がないのは分かっていたので逃げようと後ろを振り向くと、 ま、まじかよ...。 どうやら俺はスライムに囲まれたらしい。周りを見渡すと5匹のスライムに囲まれていた。
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