308人が本棚に入れています
本棚に追加
/536ページ
ーー翌朝。
夜更かしした割には早い時間に目覚めた俺はシャワーを浴びて部屋を出た。
そしてロビーに降りると沙耶はソファーで見知らぬ男性と話していた。
「おはよ。それから初めまして。」
沙耶と男性に挨拶をすると、
「蓮!怪我はもう治ったんだね!」
「おかげさまで。ありがとな。」
「いえいえ、私相当焦っちゃって。そしたら海斗さん...あ、この人が的確なアドバイスをくれて、一緒に運んでくれたの。」
「あ、そうだったのか。海斗さん、ありがとうございます。ご迷惑をかけました。」
「いや、とんでもない。それよりも俺も決闘を見させてもらってたからね。面白いものを見せてもらったよ!ありがとう。蓮くんだったかな?俺は柊 海斗だ。」
そう言い海斗さんは手を差し出してきた。
「佐藤 蓮です。本当にありがとうございました。」
そういい俺も手を差し出す。
記憶にはないが海斗さんや沙耶にはほんと感謝しなくては。2人がいなかったら今頃俺は死んでたかもしれないからな。
最初のコメントを投稿しよう!