第4章

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「僕もです――坊ちゃん」 「敬と呼べ。僕はおまえの物だ」 貪るように 薔薇の花弁ような唇を奪う。 「綺麗……あなたは嘘みたいに綺麗だ」 感情のまま 透き通る白い肌に舌を這わせれば――。 「もっと。もっとだよ、アレン。」 何度も 何度も あの人は身体を震わせ指を絡めてくる。
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