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まぁ簡単に言えば、どうやら彼女達は俺の死後、その魂がきちんと天国、もしくは地獄へと向かうように促すのが役目らしい。
それが事実かどうかは分からないが、自らを天使と悪魔だと名乗る意味不明な存在に日夜つきまとわれては俺も困る。
蹴られた腹の痛みに耐えつつ、涙ながらに『そんなことは知らん、帰れ。お願いします』と言ったのだが、彼女達は聞く耳もたず――
それ以来、俺につきまとっている。
つきまとっているのだが――
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