秘密

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ーー次の日ーー 昨日の夜に詳しい予定をラインで決めた 今はお昼時緊張と楽しみのあまり1時間前に集合場所に着いていた 「早く着きすぎた…コンビニで立ち読みして時間潰そっかな」 集合場所が見えるコンビニに入って適当な雑誌を手に取り立ち読みし始めた頃 ふと気づくと横に小柄で中学生くらいの女の子が立っていた 女の子はただ手に持っている雑誌をじっと読んでいた 数十分過ぎた頃 女の子は読み切ったのかゆっくり雑誌を戻して外に出て行った そして俺達が集合場所にしていた場所で立ち止まった、どうやらあの子も待ち合わせをしてたんだろう ふと時計を見ると集合時間の15分前になっていた。 「そろそろ行くか」 女の子とちょっと離れた所に立って待っていた。 五分くらいして遠くで彼女が見えた。 こっちに手を振ってくれた。 俺は恥ずかしさと緊張で小さく手を振ってみた。 「春海さーん」 声の方へ振り向くと隣に居た女の子も笑顔で手を振って居た 「「あ、あれ?」」 お互い振り向いて目があった 今日は2人っきりのはずじゃ? でもこの子も彼女を知っていて今手を振っている。 「おまたせー早いねーまだ時間じゃないよー?」 「いやいや春海さん今日は2人っきりじゃないんですか?!」 「あ、そんなこと言ったっけ?急いでたから覚えてないやー」 いつもそうだ 基本的に彼女は約束は守るけど内容がちょっと変わってたりする。 「そうそう、紹介するね、この可愛い子は私のSNS友達のリノちゃん!」 「んでね、リノちゃんこの男の子が黒峰(くろみね)くんって言って大学の友達なんだ~」 お互い動揺して混乱してる中軽く挨拶した 「さ、行こ行こお腹すいたよー」 何が起きたかわからないまま彼女に連れられて昼飯を食べにファミリーレストランに向かった
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