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「…はぁ」 私は何度目になるかわからないため息とともに、何度目になるかわからないごみ出しをした。 ごみ袋の中身は、大量の洋服。 ごみ袋は半透明なので、中身がわからないようにするために、紙袋や色のついた袋に入れて出してみた。 …今度こそ、バレなければいいが。 「よし」 そう言って、私は小ぢんまりとした一軒家を振りかえる。 周りはアパートやマンションばかりの中で、肩身が狭そうに建っているその家。 その住人はまだ寝ていた。 彼女が寝ている間に、早くごみを収集に来い!!と願いながら、私はその場を後にした。
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