第2章

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「ふ~ん…ま、いいや。」 なんで絵里はこんなに鋭いんだよー! まだ何も突っ込まないでー! 私自身がまだよくわかってないんだよぉ。 気持ちが落ち着いてからにしてくれと考えながら、部長と手分けして戸締まりチェックをして、みんなと一緒にぞろぞろ帰る列に着いていく。 いつ家に帰り着いたのか記憶にない。 ボーッしたまま着替えてご飯を食べ、お風呂に入っていた。 シャンプーを洗い流したはずなのにまたシャンプーしてる自分に気付く。 おい!しっかりしろ! なにやってんだよー! 鏡に写る自分の顔を見つめ、とにかく部屋に戻って落ち着いて、ノート見つけて最初の1ページ書かなきゃ。 ブンブン頭を振って髪の泡を洗い流し身体も洗って湯船に浸かる。 ちょっと気を緩めるとすぐにボーッっとしてしまうので、気持ちを切り替え素早く着替えて部屋に戻った。 あぁ、これじゃ、絵里にすぐにバレるなぁ…。 覚悟決めるか。 もう返事しちゃったんだし、返事したってことは私はもう大沢君の彼女になったってことだし、どうなるかわかんないけど思ったまま動いてみよう! よし!まずは、ノート探して…。
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