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「ふ~ん…ま、いいや。」
なんで絵里はこんなに鋭いんだよー!
まだ何も突っ込まないでー!
私自身がまだよくわかってないんだよぉ。
気持ちが落ち着いてからにしてくれと考えながら、部長と手分けして戸締まりチェックをして、みんなと一緒にぞろぞろ帰る列に着いていく。
いつ家に帰り着いたのか記憶にない。
ボーッしたまま着替えてご飯を食べ、お風呂に入っていた。
シャンプーを洗い流したはずなのにまたシャンプーしてる自分に気付く。
おい!しっかりしろ!
なにやってんだよー!
鏡に写る自分の顔を見つめ、とにかく部屋に戻って落ち着いて、ノート見つけて最初の1ページ書かなきゃ。
ブンブン頭を振って髪の泡を洗い流し身体も洗って湯船に浸かる。
ちょっと気を緩めるとすぐにボーッっとしてしまうので、気持ちを切り替え素早く着替えて部屋に戻った。
あぁ、これじゃ、絵里にすぐにバレるなぁ…。
覚悟決めるか。
もう返事しちゃったんだし、返事したってことは私はもう大沢君の彼女になったってことだし、どうなるかわかんないけど思ったまま動いてみよう!
よし!まずは、ノート探して…。
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