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「コレ、今日からです!」
凄く嬉しそうな声が聞こえてきて驚いて見上げると、ニコニコしながら私の隣で絵里にノートを見せてる彼。
ありゃ、意外にも堂々としてる?開き直った?
私は絶対、顔が赤くなってる…。
なにコレ。罰ゲーム?
絵里様、頼むから勘弁してー!
絵里のニヤニヤだけかと思いきや、少し離れた所からニヤニヤビームの集団。
まだみんないたのかよ?!
もう帰ってよー!(泣)
「なんか最近、唯の様子が可笑しいと思ってたら…心配して損した~。なんで黙ってんのよ!」
「いや、あのさ…。」
またやってしまった!
いつも相談せずに事後報告だから毎回絵里に怒られる。
頼ってないとか心許してないわけじゃないんだけど…ごめんょぉ。
「唯からってことはないだろうから、大沢から言ったってことでしょ?」
「はい!あ、でも、コレは先輩から言ってくれました!」
って答えるから焦り気味に彼に視線を移すと、胸に抱き締めるようにノートを抱えて嬉しそうに微笑んでる。
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