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「はぁ…、」
「んー? 弘樹お前どーした、?朝からため息ばっかついてっけど。何かあったのか?新刊買いそびれたとか」
大変だった朝の出来事から、学校に着いて数時間。
今は生徒の憩いの時間。昼休みで。
「あー? 新刊買いそびれるなんてヘマこの俺がすると思うか?違ぇーよ…」
俺の方へと椅子の向きを変え、もぐもぐとパンを食べながら話しかけてくるのは同じクラスの"相沢 圭太"(アイザワ ケイタ)。名字的に席がすぐ前だったのと同じ二次元を愛する者として仲良くなった友人。
俺だって、ぼっちで生きてるワケじゃねーから!
ひとりぼっちじゃこの世は生きられない事もあんだよ…!
「…違うのか?じゃあ、他に何あんだよ。ってかお前も悩んだりすんだ?常に二次元で現実逃避してんじゃん。俺と同じで悩みなんてねーと思ってたわー」
「…それだよ」
「は?」
毎朝かかせない、現実逃避の通学時、
音楽ターイム(*´∀`)♪
月曜日は一番大切♪
やる気の出ない貴方のために♪
が。
止められたからだよ…!(# ゜Д゜)シャー!
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