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説明会が終わり一息つく暇もなく、生徒会長である俺には、まだ仕事があるのだ。
その前に校長の所に寄って報告。
「失礼します。神野です。説明会が終了しましたのでご報告に。」
「ああ。ご苦労さん。で、今年の1年生はどうだね?」
この見た目に騙されるんだろうな。眉目秀麗、知的で上品なオーラを振り撒く紳士。
「はい。見る限りでは、3、4人といったところでしょうか。」
「まあ、そんなとこだろうな。これから行くのか?」
「はい。」
「よろしく伝えてくれ。」
「はい。承知しました。では、失礼します。」
校長室から出て学校の裏庭にある時計台に向かう。
時計台とは名ばかりの秘密の通路。
中に入ってエレベーターで地下7階まで降りる。
エレベーターを降りると別世界が広がる。
澄んだ空気が心地いい。
そこは…神の領域…。
さて、行くか。
地下神殿の神の元へ…。
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