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「本当、変わった奴だな。確実に成功が分かっている未来を捨てるほど魅力かね?俺の人生」 渡部には不思議で仕方がなかった。学力が振るわず、録な進学も望めない人生より、カリスマ生徒会長として約束された輝かしい未来がある上原の人生の方が幾分魅力的だった。 「君にはわからないだろうね」 何故か悲しそうに上原は言った。
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