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ー学校ー
「っしゃ!セーフ」
渡部と片瀬は、教室に飛び込んだ。
「真由美!ノート!ノート!」
「はい、はい」
「なかいいね~お二人さん」
クラスメイトが恒例行事とばかりにからかう。
「るっせー!茶化すな!」
渡部は応戦しながら必死に宿題を写した。写し終わるやいなやチャイムがなり、教師が入ってきた。
「ぎり間に合った。サンキュー真由美」
「ったく」
(やっぱり、学校は楽しいな。勉強はめんどいし、真由美には小言言われたりするけど。"狙われた学園"の生徒会長みたいな立場だとわかんねーだろうな)
亮がそんな事を考えていると、
"くそ!偽がたった"
「え?」
「なに?」
「真由美、何かいったか?」
「はあ?なにいってるの」
怪訝そうに片瀬が返す。
「こら!そこうるさいぞ!渡部、またお前か!つづき!読んでみろ!」
教師の怒声がとんだ。
「あ、は…はい!えーと」
(38ページ!)
(真由美!ナイスフォロー)
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