インディペンデンス・デイ

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「とりあえず、今日はもう遅い。帰ろう。ひょっとしたら、家に親が帰ってきて、日常に戻るかもしれない。ゆっくり寝て、明日連絡を取り合おう」 桔平は、そう言うとマンションのロビーから出て行った。 桔平の後ろ姿が小さくなる頃に、僕たちも自分の家に帰ることに決めた。 瑠衣は、怖いからという理由で涼果の家に帰ることにした。 そして、僕と茜は、また同じ道をゆっくりと自転車を漕いで帰った。
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