我が道を行く花音

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みんなに揶揄されながらも 明日も仕事だからと それぞれ寝室に向かった。 俺も 美久と手を繋いで寝室に入り ドレッサーの前で顔を整えている美久を 後ろから腰にがっしりと抱き着いて見ている。 「幸せそうだって」俺が 鏡越しに美久の顔を見ながら話せば 「幸せですもの」美久も 鏡越しで俺に話しかける。 「幸せにしてもらってますよ 俺も」美久のうなじに顔を埋め そう話せば __クルっと振り向いて またキスマークをつけられないように 両手で隠している 「もうつけないよ!」たぶんね。 「駄目ですよ!」怒って話すも 笑っている 「見えない所に付けるから!」ロングワンピの襟元をグッと下に降ろし 鎖骨の下の位置に___チュ!と痕をつけた 「・・・・・・・・・ンフン・・・・・・」あ、感じちゃった? 「付けちゃった!」ニタって笑って ついでにおでこにも 唇にもキスをした。 唇を離すと すぐに鏡の方に向いて 襟元を下に降ろし キスマークの確認をする美久。 バッチリと くっきりとうっ血痕がついていた。 怒るかと思いきや えへへとにやける美久。 あまりの可愛い反応に 俺の方がノックダウン そのまま 美久を抱き上げベッドへ移動 「あいつらに聞こえちゃうから あまり声を出さないでね」 俺の言葉にコクンと頷く美久を見やり そのまま美久の耳元に唇をつけて行った。 本日2度目のミーちゃんとの情事。 ごっそさんでーーす!
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